2023.08.09
今日のすぎのこ
「新聞紙」でドレスアップ???
きょうも空を見上げますと、雲の隙間から青空がのぞく一方で、そのすぐ隣にはモクモクとした灰色のいかにも「乱暴」そうな雲がみられ、「スコール」と「晴れ間」が交互にやってくるような、まるで熱帯のお天気のようでした。 それもそのはず……。 九州の西の海上には「台風6号」があり、日本の南海上にも「台風7号」があって日本をうかがっています。台風は、低気圧の分類では「熱帯低気圧」ですから、それが日本の近くにふたつも存在すれば、熱帯のようなお天気になるのも不思議ではありません。せめて、災害につながることの無いよう祈るばかりです。 そんな、いつ「スコール」がやってくるかわからないお天気の下、きょうは「石井造園」さんが園庭の木の剪定をしてくれました。「石井造園」さんは、たびたびご紹介していますように、迷路ハウスの「シラカシ」の木を植えてくれたり、「七夕」のときには笹を譲ってくれたりしてくださる造園業者さんです。 きょうの剪定では、伸びに伸びた木の枝をバッサバッサと切ってくださり、剪定が終わった後の木の姿は、まるでロングヘア―が3mmの丸刈りになったような「大変身」でした。 余談になりますが、迷路ハウスには「さくらんぼ」の樹も植えてあるのですが、この「さくらんぼ」の葉が枯れ気味なんです。石井造園さんの樹木医の先生に理由を尋ねましたら、この暑さが原因のひとつとして挙げられるとのことでした。ほかの公園でも、ケヤキやイチョウの木が暑さの影響で「夏バテ」になっているところがあるそうです。 「夏バテ」は、人間をはじめとする動物だけではなく、植物もするものなんですね。 ちょっと脱線してしまいましたが、2学期がはじまりましたら、サッパリした幼稚園の樹に目を留めていただけたらと思います。 石井造園さんには、この暑さとスコールの中で作業を進めてくださり、誠にありがとうございました。この場を借りて、心より厚くお礼を申し上げます。
さて、外は晴れたと思ったら雨が降るという気まぐれなお天気なので、きょうもお部屋での活動が主体となりました。 ホールでは、課外教室の「体操」がおこなわれたのですが、その「体操教室」がはじまるまでの1時間弱を利用して「ホールあそび」にやって来たのが、恵美先生たち御一行でした。 「少しでも広いところで……」という恵美先生のはからいで、お子さまたちは短い時間ではありましたが、元気いっぱいに「ホールあそび」を楽しんでいました。
お部屋では、先生と絵本を楽しんだり……、
ブロックあそびをしたり……、
パズルをしたりと、きょうもさまざまなメニューが用意されていました。
こちらのお子さまたちは、「ホームパーティー」を開催中。 豪勢なお食事がテーブルを埋め尽くしています。これだけのお食事が並んだら、きっとお友だち同士のお話しにも花が咲くでしょうね。
そのお隣には、きょうも「プラカップ」に挑戦する女の子たちがいました。 すでに、ピンクのカップがきれいに並べられています。このあとも、作品のレベルアップにのぞんでいました。
そして、きょうの最後を飾るのは、こちらの皆さま。 養生テープをグルグル巻きにして、しかもからだに貼りつけたりして、いったい何のあそびなのかと思いましたら……。
「新聞紙」を材料にして、「剣」をつくったり、「髪飾り」をつくったり、はたまた「衣装」をつくったしていて、養生テープは新聞紙をくっつけるために用意されていたんですね。
この新聞紙の製作物は、なかなかクオリティが高く、それだけに身に纏うと気持ち的にも意識が高ぶるようで、それはお子さまたちの表情にも劇的な変化をもたらしていました。 この子たちはいま、現実の世界ではなく、自分がつくったイメージの世界に身を置いているのかもしれません。 その「創造力」を、大人は見習うべきなのでしょう。 新聞紙のもつポテンシャルの高さに驚かされた一場面でした。 ところで……。 jimjimは、明日から夏休みをいただきます。来週は、事務所もお休みになる関係で、次回お会いできるのは21日(月)になりそうです。 しばらくお会いできませんが、皆さまも良い夏休みをお過ごしになってください。 では、また21日にお会いしましょう。 by jimjim