2024.03.08

年長さんは、きょうが最後のお弁当でした。

きょうの朝は、ちょっとビックリしました。雨の音が静かになったので、てっきり止んだのかと思ったのですが、「もしや…」と思いながらカーテンを開けると……、

雨が雪に変わっている!!

しかも、うっすらと積もっているではありませんか。「これは、大変だ!!」と思い、急いで身支度を整えてバスコースの下見へと出発しました。

以前にもお話しましたように、降雪の際にバスコースの難関となるのは、久保山の尾根のあたり。ここが大丈夫なら、他のコースはたいてい問題なく走行できます。幸いなことに、若干ベチャベチャな場所はありましたがバスの走行に支障をきたすほどではなく、通常どおり保育することができました。

でも、あと数時間はやく気温が1℃下降していたら、状況は一変していたかもしれません。「雨が雪に変わるタイミングにもっと注意を払うべきだった」と、自省した朝でした。

では、「きょうのすぎのこ」です。きょうは、年中さんが最後の体操指導にのぞみました。きょう蛭田先生が用意したメニューは、3クラス合同による「ドッジボール大会」です。

先日の年長さんほど厳密な大会ではありませんので、ラインオーバーなどの「反則」の判定もユルイ感じ。あまり厳しく判定すると、ゲームが進みません。

まだそのようなレベルではありますが、試合自体は白熱しました。「年中さんでも、ここまで気持ちが熱くなるのか」と感心するほどです。

しかしながら、気持ちは先行するものの技術が追いつきません。気合の入った表情で投げるのですが、「ボールの行方はボールに聞いてくれ」といった感じです。

このあたりが、年長さんに上がってからの「テーマ」になることでしょう。きょうは、まだスタートラインに立ったようなもの。蛭田先生も「ここから、ここから」と、年中さんたちの活躍に目を細めていました。

勝てば、やっぱりうれしさがこみ上げてきます。クラス全員でよろこぶ姿をみますと、ちからを合わせることの意味と大切さがしっかり育っていることを感じます。年長さんになってからの更なる成長が楽しみですね。

ちなみに、対戦成績は各クラス1勝1敗のイーブンでした。

きょうは、全クラスが「大掃除」にのぞみました。「いちご組」さんなんて、みんなで輪になって「一家団欒」の様相を呈しています。どうやら、ブロックのお掃除をしながら、楽しいお話でもしているようです。

みんな、すっかり落ち着いちゃってイイ感じ。こんなすてきな雰囲気で過ごせるくらいに成長したんだと、「いちご組」さんのお子さまたちをみながら、うれしさがこみ上げてきました。

他のクラスも、みんなで協力し合って机をふいたり、いすをふいたり……。ロッカーの荷物もすべて出して整理します。

入園したての頃は、すべて先生に頼っていた年少さんのお子さまたちですが、いまでは先生のヘルプがなくても、すっかり自分たちでできるようになりました。

年中さんに進級しても、その調子でがんばってくださいね。

最後は、こちら。年長さんの「ランチタイム」です。きょうは、金曜日でおうちから「お弁当」を持ってくる日でした。

年長さんにとりましては、3年間を通してきょうが最後の「お弁当」になります。お当番さんがみんなの前で「いただきます」の挨拶をするのも、これが最後です。

最後のお弁当は、みんなで輪になっていただきました。

最後のお弁当ということで、おうちの方も腕をふるったのでしょう。お弁当箱のふたを開けた途端、お子さまたちから「わぁ!!」と驚く声が漏れていました。

中には、お手紙入りのお弁当も……。

そこには、3年間、思いの詰まったお弁当を食べてくれたことへのお礼が書かれていました。

このお弁当を食べて、お子さまたちは大きくなりました。幼稚園での金曜日の午後の生活は、このお弁当なくしては成立しません。保護者の皆さま、3年間ありがとうございました。

小学生になったら、給食にバトンタッチ。小学校でもモリモリ食べて、心も体も大きく成長してください。

では、また来週お会いしましょう。

良い週末をお過ごしください。

by jimjim

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