2024.03.13

年長さん、ついに「卒園式」を迎えました。

昨日の冷たい雨が嘘のように、きょうは朝から晴天が広がりました。お天道様さまも祝福してくれているみたいです。

そう、きょうは杉之子幼稚園の70回目の卒園式。まぶしいくらいの陽ざしが、これから晴れの舞台に立つお子さまたちを包みます。新しくなった園庭には、記念撮影用の場所が用意され、卒園式に向かう前にカメラにおさまるご家族が後を絶ちませんでした。

こちらは、開式の時間が迫る「ほし組」さんのお部屋。極めてリラックスしたムードが漂っています。「ほし組」さんだけではありません。他のクラスもまた、「これから卒園式にのぞむ」とは思えないくらい、まったくいつもの「ノーマル・モード」なのでありました。

強いて言えば、いつもと異なるのは若干お子さまたちのテンションが高めなことくらいでしょうか。保護者の方がご一緒ですし、「卒園式」という特別な日でもありますから、そうなるのも当然です。

でも、先生もそのあたりのことは織り込み済みのようで、会場に向かう前に上手にクール・ダウン。お部屋を出るころには、すっかりいつもどおりの落ち着きを取り戻していました。

会場のホールでは、保護者の皆さまがあたたかな拍手でお子さまたちをお迎えします。いよいよ「第70回卒園式」の開式です。

ちなみに、今年の卒園式は、昨年と同様に2クラスずつ午前と午後にわかれて挙行されました。

「はじめのことば」に続いて園歌「すぎのこのなかまたち」を斉唱したあと、式は「証書授与」と進みます。

少し緊張の面持ちで壇上に上がる子、柔らかな表情を浮かべて歩みを進める子……。

お名前を呼ばれて壇上に上がるお子さまたちの表情は、みんなそれぞれです。

でも、園長先生から卒園証書を受け取るときの表情は、みんな引き締まって見えました。それは、きっと「卒園証書」の重みがわかっているからなのでしょう。

3年前、この子たちが入園してきたときは、「コロナ禍」の真っただ中でした。世の中は、「自粛ムード」一色。食事のときの会話もままなりません。幼稚園の給食では、「黙食」が推奨されたくらいです。

普段の生活では、先生もお子さまたちもマスク必着。お互いに素顔がみられるのは、マスクを外す給食のときのほんのひと時だけでした。そのような状況の中でしたので、幼稚園の生活でも「はたして、この子たちに豊かな表情など、ほんとうに育つのだろうか」と不安がよぎる毎日でした。

でも、そんなことは、いま振り返ると杞憂に過ぎなかったことがわかります。

開式の前にお部屋で先生やお友だちと戯れるときの表情、卒園式の会場に入るときの表情、壇上で卒園証書を受け取るときの表情……、

そして、ホールいっぱいにすてきな歌声を響かせてくれたときの表情。どの表情も子どもらしい、とても素直で輝いたお顔でした。

保護者の皆さまが経験した「コロナ禍」の間の大変な思いは、いま、お子さまたちの輝いた表情となって報われたように思います。

外出できなかったこと、お友だちと遊べなかったこと、お祭りがなくなってしまったこと……。

たくさんの辛いことがありました。そんな中でも、保護者の皆さまは、しっかりとお子さまに向き合い、沈みがちなお子さまの心を支えてこられました。

そんな「コロナ禍」の3年間は、私たちスタッフもまた、保護者の皆さまに支えられた3年間でもありました。

たくさんの勇気をいただきました。

あたたかな励ましのお言葉もいただきました。

どのように感謝を伝えたらよいのか、その言葉が見つからないくらいです。

皆さんと出会えてよかった。心から、そう思います。

あなたたちの成長を、ずうっと見守りたい。

それは、私たちスタッフ全員の思いです。

杉之子幼稚園に来てくれて、ほんとうにありがとう。

どうか、あなたたちの将来に幸多からんことを願います。

星の数ほどの感謝を込めて……。

ご卒園おめでとうございます。

by jimjim

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