2024.04.23

今日のすぎのこ

年少さん、園庭デビュー!!

5月の「端午の節句」が近づいてきましたので、きょうは園庭に「こいのぼり」を飾りました。あいにくの曇り空でしたので、いまひとつ「優雅に」という表現は使いにくいのですが、それでもこうして色とりどりの「家族」が風を受けて泳ぐ姿には、思わず心が休まります。 お子さまたちも、「こいのぼり」の準備段階から興味津々で、園庭に「こいのぼり」が飾られますと、その下でうれしそうにはしゃいでいました。 「こいのぼり一家」は、これからしばらくの間、皆さんの仲間入りをさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

では、「きょうのすぎのこ」をお伝えしてまいりましょう。きのうから一日保育がはじまり、先週までの半日保育に比べますと、時間をぜいたくに使えるようになりました。その時間の使い方は、クラスによってさまざまです。 年長さんは、「体操指導」がありまして、きょうはマットを使った「前転」の練習に励んでいました。年中さんのときには、「前転」の練習の際に転がりやすいようにロイター板を置いて傾斜をつけたりしていたのですが、きょうはそのような「アシスト」はありません。 お子さまたちは、どうしても右に転がったり左に転がったりしてしまうのですが、それをどのように修正したらいいのか、指導員の蛭田先生がアドバイスをしてくれます。 「おへそをみてね」「手は近くだよ」。 たったそれだけの言葉かけですが、その効果には目を見張るものがあります。成長とともにからだ全体のちからが備わってくれば、難なくクリアすることができるでしょう。

ホールのすぐ横のお部屋は、いままで長らく年長の「ほし組」さんが使っていたのですが、今年から年中の「ゆり組」さんのお部屋になりました。 その「ゆり組」さん、先生と一緒に「じゃんけん列車」で大いに盛り上がっていました。まだルールがつかめていないお子さまがほとんどだったようですが、そこは担任がやさしくリード。ルールがわかってきますと、ご覧のような笑顔があちらこちらの「列車」から漏れてきていました。

2階の奥の「たんぽぽ組」さんは、「自分の好きなもの」をテーマに絵を描いていました。「自分の好きなもの」ということで、「食べ物」や「乗り物」が主体なのかなと思いましたら、まったく意外な一面が明らかに……。 「家族」の絵を描いて、「これは、お父さんでお仕事をしているところ」とか、自分の好きな「色」を鮮やかに塗り上げるお子さまもいて、お子さまたちの解釈の仕方の多様性にとても驚かされたのでありました。

さて、ここできょうのメインテーマに移りましょう。きょうは、年少さんが「園庭デビュー」をしました。といいましても、園庭に出て「はい、どうぞ」であそべるわけではありません。園庭あそびには、それぞれの場所や遊具でいくつかのルールがあります。まずは、それを先生がお子さまたちに伝えるところからはじまりました。

お砂場や迷路ハウス、ツリーハウスなどを順番に巡って、先生のお話を聞きます。場所によっては、先生が良いことと悪いことを実演する場面も……。そのほうが、わかりやすいこともありますからね。

ここでちょっと話は変わるのですが、きょうの午後、今回の園庭のリニューアル工事において設計・監理をしてくださった「株式会社コト葉LAB」の安中代表とデザイナーのクナウプさんが来園されました。 新しい園庭に関するお子さまたちの反応などについて、スタッフと意見交換をしたんです。スタッフから、「この場所では、こんなあそびかたをしている子がいます」とか「花や緑が多くなったことで、子どもたちが落ち着いて遊べているように感じます」といった状況報告がありますと、おふたりともうれしそうに耳を傾けてくれました。

きょうの安中代表のコメントで、こんな言葉がありました。 「迷路ハウスやツリーハウスなどの「遊具」は、ある程度あそびかたが決まりますが、今回の「築山」のエリアは、あえてあそびかたを決めない「無」のゾーンを意識しました。どんなふうにあそぶかは、子どもたち次第です……」。 そう、この「築山」は8の字型の砂場の横にあり、またステージの隣にも位置しています。フラットな園庭部分からも登ることができて、いろいろな場所にアクセスできるわけです。ここを、どのように使うかは、まさに「お子さま次第」。 きょう、園庭デビューを果たした年少さんを含め、「すぎのこのなかまたち」は、いったいここでどのようなあそびを展開するのでしょう。 これから、そのようすを楽しみながら見守り、そして同時に皆さまにご報告していきたいと思います。

というわけで、きょうの給食は、こちらです。 たまごふりかけごはん 海鮮揚げギョウザ つくね串 さつまいもの甘煮 春雨サラダ みかん缶 364kcal ごちそうさまでした。

最後は、きょうの「ママ先生」にご登場いただきましょう。 お忙しい中、ご協力をいただきありがとうございます。皆さまのフォローのおかげで、一日保育になりましても、年少さんたちは比較的落ち着いて過ごしているようです。 明日も、どうぞよろしくお願いいたします。 では、また明日お会いしましょう。 by jimjim

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