2024.06.03

今日のすぎのこ

「お顔」の絵がいっぱい!!

きょうの夕方のことです。「急に空が暗くなってきたな」と思ったら、「ゴロゴロゴロ……」とカミナリ様の音が聞こえてきました。「雷雨が来る!!」と思って身構えましたが、杉之子では雨が降りませんでした。 でも……。 アメダスで雨の状況を確認しましたら、羽田で18時までの1時間に41.5mmの激しい雨を観測していました。おそらくは、「積乱雲」による雨だと思われます。 「積乱雲」が羽田近くを通過したとなると、落雷とともに心配されるのが「ダウンバースト」と呼ばれる突風です。現在は、ドップラーレーダーなどの観測技術がかなり進歩していますので、「ダウンバースト」への対処も以前より進んでいるものと思います。「ダウンバースト」は、離着陸をする飛行機にとりましては大敵ですので、空の便にも影響があったのではないでしょうか。 この積乱雲が発生したのは、いわゆる「上空の寒気」の影響だと思われます。朝9時の地上天気図をみますと、東北地方の日本海側に小さな低気圧があります。この地上低気圧だけをみますと、前線を伴わず、あまり大きな天気の崩れはなさそうなのですが、上空約5,000mの高層天気図をみますと、この地上低気圧の上空に寒気を伴った低気圧が解析されています。このことから判断しますと、どうやらこの上空の寒気を伴った低気圧が悪さをした、ということになりそうです。 お天気に関しては、「雷三日」ということわざがあります。「夏の寒気は移動が遅いので、雷が鳴ると三日は続く」というところからきているようです。はたして、明日のお天気はどうなるでしょう。皆さまも、注意してみてください。 では、「きょうのすぎのこ」をお伝えしてまいりましょう。1枚目の写真は、年中の「ひまわり組」さんです。お子さまたちが、お菓子の缶の中を覗いています。 いったい、缶の中には何が入っているのかといいますと……。 「カイコ」です。そう、桑の葉が大好きな、あの「カイコ」です。大きくなったら「まゆ」をつくり、人の手によってそこから「生糸」がつくられる「カイコ」をいま、「ひまわり組」さんと「ゆき組」さんが飼育しています。 この「カイコ」さんたち、成長のスピードがはやく、桑の葉をモシャモシャと食べながらどんどん大きくなっています。いまは、幼虫の2令くらいですが、これからますます成長すると思います。 やがては「まゆ」をつくり、「成虫」が誕生することでしょう。お子さまたちには、そのようすをぜひ、見守っていただきたいと思います。

「カイコ」を育てているもうひとつのクラスである「ゆき組」さんは、製作を進めていました。 何の製作かと、担任の先生にうかがいましたら……。 今月の下旬に開催される「ひだまりまつり」に向けての製作なのだそうです。この製作が、いったいどのような活躍をみせるのでしょうか。いまのところ、さっぱりわかりません。今後、何かヒントがありましたらご紹介したいと思います。

お隣の「にじ組」さんは、黒い画用紙を使って「かたちあそび」をしていました。お子さまたちの手元にある黒い紙をハサミで切って、△や□などいろいろな「かたち」をつくります。 ただ「かたち」をつくるだけではなく、つくった「かたち」をいろいろと組み合わせて、より複雑な「かたち」をつくるのだと思います。 その「かたち」が、最終的には何を表現するのでしょうか。それは、これからのお楽しみということで……。

そして、ここからがきょうのメインテーマです。きょうは、年中さんと年少さんのクラスが「お顔」の絵を描いていました。

この「お顔」、誰のお顔なのかは、あえてここでは申し上げませんが……、

大切な人の「お顔」であることだけは、間違いありません。

「大切な人」ですから、その「お顔」を描くお子さまたちの表情にもあたたかさが宿ります。

なんだか、みんな楽しそう。

その「楽しさ」は、描いていることが楽しいのでしょうか、それとも描いた絵を渡したときのことを想像しての楽しさなのでしょうか……。 もしかしたら、その両方かもしれませんね。 いずれにしても、たくさんのすてきな「お顔」があふれていた「きょうのすぎのこ」でした。

というわけで、きょうの給食はこちらです。 ごぼうわかめごはん まぐろ野菜カツ 八幡巻 さといも煮 いんげんのおかか和え ぶどうゼリー 343kcal ごちそうさまでした。 では、また明日お会いしましょう。 by jimjim

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