2024.06.04

今日のすぎのこ

「くま組」さんが、すごかった!!

きのう、「ひまわり組」さんと「ゆき組」さんが「カイコ」の飼育をはじめたというお話をしました。カイコの「まゆ」からとれる「生糸」は、かつては日本の大切な産業のひとつで、横浜はその輸出を担う重要な貿易港でした。その面影を残すのが、大さん橋の入り口にある「シルクセンター」です。 そして、もうひとつ意外なつながりがあるのが、いまのJR「横浜線」です。「横浜線」は、八王子と桜木町駅を結び、根岸線の磯子駅まで乗り入れています。なぜ、「横浜線」と「生糸」が関係あるのかといいますと、八王子は昔、生糸の産業が盛んだったそうで、八王子から横浜へと製品を運ぶために横浜線が計画されたのだそうです。 コットンハーバーの踏切の近くに使われなくなった鉄橋があったのですが、それも「横浜線」の名残だと聞いたことがあるのですが、本当かどうか……。このあたりの詳細は、jimjimの専門ではありませんので、ご興味のある方はお調べいただけたらと思います。 では、「きょうのすぎのこ」です。きょうは火曜日ですので、年長さんの「体操指導」がありました。きょうのメニューは、前回に続いて「組体操」です。 きょうは、「斜め飛行機」と「扇」「タワー」などの練習をしました。まだ最初ということで、「なんとなくかたちになったかな」という感じでしたが、それでも蛭田先生が的確にポイントを伝えると、精度が上がっていました。 まだまだ、「のびしろ」はたっぷりありそうです。

年中さんは、絵の具を使った製作をしていました。絵の具といいましても、そのまま塗るのではなく、ちょっと「ひと工夫」凝らしてあります。 まず、画用紙を水に浸します。その濡れた画用紙の上に絵の具をポタリ……。

すると、濡れた画用紙の上に落ちた絵の具が、不思議な模様を描くんです。なんといいますか、それはまるで昔の「ウルトラQ」のオープニング映像のようです。 いや、ちょっと古すぎてわかりにくいかしら。何しろ、昭和41年の作品ですから。ですが「ウルトラシリーズ」の先駆けであり、「カネゴン」や「ピグモン」などの名キャラクターを生んだ名作ですから、ぜひご覧になっていただきたいと思うのであります。

話は逸れましたが、この色彩をみますと、どうやらこの季節に咲くあのお花をイメージしているように思えるのですが、いかがでしょう。 その答えがわかるのは、もう少し後のようです。 お楽しみに。

そして、きょうのメインテーマは、コレ。年少の「くま組」さんであります。 こちらも先の年中さん同様、「絵の具」を使ってはいるのですが、「製作」という領域をはるかに超越し、もはや「一大アート」と呼ぶにふさわしい作品となっております。 写真をよくご覧ください。やっちゃってるでしょう。床にビニールシートを敷き、その上に模造紙を置いて、絵の具で色をつけています。 その手法たるや、自由自在。

手に絵の具を塗り……、

足に絵の具を塗り……、 それを模造紙に好きなように好きなだけ塗っていきます。もう、お子さまたちの心は完全に開放され、制御不能。アンコントローラブルであります。

好き放題にできる「よろこび」と「楽しさ」。これ以上にお子さまたちの心を満たすものが、他にあるでしょうか。

もっともっと、こういうことをさせてあげたい……。 きょうの「くま組」さんのお子さまたちをみて、その思いを強くしました。 だって、みんながこんなにすてきは表情をしていたのですからね。

というわけで、きょうの給食はこちらです。 白飯 豆腐の中華そぼろあん チキンナゲット チンゲン菜のナムル 黄桃缶 350kcal ごちそうさまでした。 では、また明日お会いしましょう。 by jimjim

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