2024.09.02

2学期開始&「いちご組」さん入園式!!

きょうから2学期がスタートしました。台風の影響が残って、雨の初日になってしまうのではないかと心配しましたが、朝からいいお天気に恵まれました。登園してきたお子さまたちのお顔も晴れ晴れとしていまして、久しぶりにいつもの杉之子幼稚園が戻ってきました。やっぱり杉之子幼稚園には、お子さまたちの元気な声と輝く笑顔がぴったりです。

それにしても、先週は台風に翻弄された1週間でした。初期の予報では、火曜日あたりに「関東地方直撃か」とも思われたのですが、しだいに西にコースを変えて、ノロノロと迷走をはじめました。

以前、奄美諸島方面に旅をしたときにも、こんなことがありました。出発の直前まで、台風が鹿児島県の南海上で10日あまりもノロノロと停滞していたんです。台風が移動をはじめたので、飛行機はその台風を避けるように飛び、何とか予定どおりに現地に着くことができました。現地でレンタカーを借り、小腹がすいたのでおやつを買おうと思ってコンビニに入ったら……。

何と、棚がスッカラカン。洗剤などの日用雑貨はありますが、食べる物といいますか、お菓子やおつまみの類も含めて、口に入るものが何にもありません。

どうしたことなのかとお店の方に尋ねましたら、「台風で船が欠航していて、内地(鹿児島)から物資が届いていないんです」とのこと。その夜、食事をしようと思ってお店を訪ねたのですが、「食事は材料がなくてできません」とか「できるメニューは、これだけです」というお店がほとんどでした。

その日、ようやく物資を運ぶ船が入港し、ホテルでニュースをみていましたら、「もう、ニンジンが1本残っているだけだったので、ホントに助かった」とおばあちゃんが言っていたのが、強く印象に残っています。

そんなことを経験して、横浜に戻ってから物資が豊富にあることのありがたさに感謝したのでした。

すみません。だいぶ話がそれました。では、2学期最初の「きょうのすぎのこ」をお伝えしてまいりましょう。2学期初日は、始業式ではじまりました。まずは、ホールに集まって全体会です。園長先生のお話があり、そのあとに園歌「すぎのこのなかまたち」を歌って、お部屋での活動になりました。

お部屋では、どのクラスも「夏休みの想い出」を語り合っていました。

どこかに行ったこと、誰かと会ったこと、おうちで楽しく過ごしたこと……。さまざまなことが、お子さまたちひとりひとりの心の中に刻み込まれたことでしょう。

からだで経験したこと、心で感じたこと。そのひとつひとつが、お子さまたちの成長につながっているようで……、

特に年少さんでは、1学期とは違う姿がそこにありました。

「体験して、吸収して、自分の一部になる」というサイクルのはやさは、幼児期ならではのスピード感なのでしょうか。

私たち大人が気をつけなければいけないのは、お子さまたちが良いことも悪いことも、そのスピード感で身につけてしまうことだと思います。

いまは、さまざまな情報が身近に氾濫しています。せめて幼児期だけは、できるだけきれいで美しいものに触れさせてあげたいと思います。

楽しいことを体験したお顔、美しいものを見た瞳……。

それは、この幼児期にこそ、もっとも輝きを放つのではないでしょうか。

お子さまたちの表情をみますと、勝手ながらそんな思いを抱いてしまうのです。

そして、きょうはもうひとつ大きな話題があります。満3歳児教室の「いちご組」さんの入園式がおこなわれました。

「いちご組」さんの入園式がおこなわれたのは、始業式の終了後。「いちご組」さんは、少人数ですので写真のとおりゆったりとしています。

園長先生のお話のあとは、保護者の皆さまと一緒に入園の記念撮影をしました。

いかがです?かわいらしいでしょう。

こんなにかわいらしいお子さまたちが、「すぎのこのなかまたち」になって、明日から幼稚園に来てくれるんです。

どんな毎日になるのか、楽しみでなりません。皆さまにも、「いちご組」さんのようすをお伝えさせていただきたいと思っています。

では、また明日お会いしましょう。

2学期も、どうぞよろしくお願いいたします。

by jimjim

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