2025.03.14
今日のすぎのこ
行事・イベント
きょうは、年中さんと年少さんの「お別れ会」でした。
きのうの「修了式」をもって、令和6年度の保育はすべてのカリキュラムを終え、きょうは、その余韻が冷めやらぬ中を年少さんと年中さんの「お別れ会」が開かれました。朝、続々と杉之子にやってくるお子さまと保護者の皆さまの手には、あふれんばかりのたくさんの荷物が……。
例えば、こちらの風船。この風船が、いったいどのような活躍を見せるのかといいますと……。
こんな感じで、見事に「お別れ会」の会場となるお部屋に彩りを添えてくれました。ちなみに、年長さんの「お別れ会」は、スライドなどを上映する関係でホールでの「全体会」がありますが、年少さんと年中さんは、それぞれのお部屋が会場となります。そのお部屋は、どのクラスもすてきな飾り付けがいっぱい。
なぜなら、きょうのお部屋は、先生とお子さまたち、そして保護者の皆さまが1年間の想い出を共有する特別な空間になるからです。その空間はまた、そのクラスにとって最後の一日を過ごす場でもあります。
どのクラスからも、すてきな歌声が聴こえてきます。
きょうのために、たくさん練習をしました。先生と一緒に練習してきた歌を、きょうは保護者の方に、そして先生に届けます。
先生へのプレゼントは、歌だけにとどまりません。保護者の皆さまがつくってくださったサプライズの数々が、お子さまの手によって先生へと渡されます。
jimjimとしては、本来ならお子さまを撮影すべきなのですが、きょうだけはしぜんとレンズが先生の方向へと向いてしまいます。
だって、先生たちの表情が最高すぎるんです。自分の幼稚園の先生を褒めるのはどうかという気持ちもありますが……、
この表情にこそ、1年間を一緒に過ごしてきたお子さまたちへの愛情があらわれているように思うんです。
きょうは、年少さんと年中さんの先生たちにとって、1年間一緒に過ごしてきたお子さまたちとのお別れの日であり、最後の想い出づくりの場でもあります。
だからといって、お子さまと先生が主役なのかというと、そうではありません。きょうの「お別れ会」がそうであるように、杉之子幼稚園の活動には、いつも保護者の皆さまのあたたかなお力添えがありました。
そのお力添え無くして、杉之子幼稚園の活動は成立しません。お子さまのようすをお伝えする中で、少しずつ育まれていった保護者の皆さまとのコミュニケーションは、先生たちにとりまして、お預かりしたお子さまたちへの愛情と同じように大切な宝物となっていることでしょう。
その思いを語るとき、言葉のひとつひとつが大粒の涙を伴い、先生の心から止めどなくあふれ出てきていました。
「お別れ会」のあと、保護者の会の活動を推進し、まとめ役となってくださった7人の役員の皆さまへ、スタッフから花束と記念品が贈られました。
この7人の役員さんたち、「ひだまりの会」の7役に就任したときには、お互いによく知らない関係だったといいます。でも、1年間の活動を通してお互いが尊敬しあい、助け合い、何でも話し合える間柄になったとお話ししてくれました。「この関係が、ずっとこのまま10年も20年も続いたらいいな……」、そうお話ししてくれた保護者の方もいました。
実際、そのような関係を保っている保護者の方もいらっしゃると聞きます。jimjimは、ときどき20年以上前の卒園生の保護者に出会いますが、「まだ〇〇さんといっしょに旅行に行ったり食事に行ったりしている」という話をよく耳にするんです。
保護者の皆さまが楽しんでくださるからこそ、杉之子幼稚園の雰囲気が明るくなり、お子さまたちもまた杉之子を楽しんでくれるのだと思います。
私たちスタッフもまた、皆さまとのご縁が10年、20年と続いていくことを楽しみにしています。
杉之子幼稚園の保護者の皆さまは、日本一です。それは、絶対に間違いありません。
皆さまに出会えたことを、スタッフ一同、心からうれしく思っています。
7役さんをはじめ、すべての保護者の皆さまに心より厚くお礼を申し上げます。
1年間、杉之子幼稚園を支えてくださり、ありがとうございました。
by jimjim