2025.06.18
今日のすぎのこ
年少さん、「鉄棒」にチャレンジ!!
きょうも、いいお天気に恵まれました。といいますか、天気予報をみますと、しばらくは晴れの日が続きそうです。振り返りますと、確か先週に梅雨入りしたような気がするのですが、「梅雨前線」はいったいどこにいってしまったのでしょうか……。
「前線」というのは、異なる空気の境目。「梅雨前線」にあてはめるなら、夏のあたたかな太平洋高気圧とオホーツク海の冷たい高気圧の境目です。いまは、きっと太平洋高気圧の勢力が強まって夏の陽気になっているのでしょう。でも、まだ夏本番と言うにははやいかもしれません。これから、再びオホーツク海高気圧が盛り返してくるようなことがありますと、「梅雨前線」が明瞭になってくることも考えられます。もうしばらくは、ふたつの高気圧の動向を見守りましょう。
さて、きょうは半日保育の水曜日でした。朝から「お日さまパワー」が全開でしたが、お子さまたちのアクセルもまた全開で、園庭には元気にあそぶお子さまたちの姿があり……、
お部屋にいけば、お友だちと楽しく過ごす姿がありました。
水曜日といえば、年少さんの体操指導があり、きょうはタイトルにありますように「鉄棒」にチャレンジしたわけですが、それは後ほどお伝えするとしまして、まずは各クラスのようすなどを順にお伝えしていきたいと思います。
「いちご組」さんは、これから仲間入りをするお子さまたちを集めて「体験保育」がおこなわれました。満3歳児教室の「いちご組」さんが、6月から4名のお子さまたちをお迎えしてスタートしているのは、すでにお伝えしているところですが、これから7月に若干名が加わり、さらに9月には15人全員が揃って保育にのぞむことになります。
これから合流するお子さまにとりましては、少し時間が空いてしまいますので、「慣らし運転」の意味を込めてきょうの「体験保育」を開催したというわけです。来月になりますと、また新しいお友だちが加わりますので、いまからとても楽しみでなりません。
年中さんでは、「たんぽぽ組」さんが先日ご紹介した「にじみ絵」の製作をすすめていました。水性ペンで模様を描き、霧吹きで滲ませていたアノ製作です。
最終的には、「かたつむり」が完成形になるのですが、きょうは本体に「殻」を乗せたあたりまで進んだようです。
ひとりひとりの作品をみますと、なかなか個性的な「かたつむり」が誕生しそうですので、楽しみにしていてください。
「ゆり組」さんは、夏の代名詞を折り紙で表現する試みを進めていました。さて、ここで問題ですが、皆さんは夏の代名詞として、いったい何を思い浮かべますか?
海水浴だったり、カブトムシだったり……。
「カブトムシ」は、ちょっと惜しいかもしれません。正解は……、
こちら。「セミ」でした。それも、オレンジだったり……、
ペールオレンジだったりと、色とりどりの「セミ君」たちです。
なかなか、しっかりできているでしょう。年中さんには、ちょっと難易度が高いかと思いましたが、先生の丁寧な進め方でかわいらしい「セミ君」たちができあがりました。ただ、ここで完成というわけではなく、この続きもあったようなのですが、それはお子さまたちに聞いてみてくださいね。
年長さんは、たなばたの「短冊」にお願いごとを書いていました。
「あいうえお表」をみながら字を書く練習も兼ねています。
お願いごとを書き終えたら、裏にはすてきな絵で飾り付け。
いったい、どんなお願いごとが書かれているのでしょう。
欲しいものだったり……、
あるいは、大人になったときの夢かもしれません。お子さまたちが、短冊を通してちょっとだけ心の中をみせてくれる……、「たなばた」は、その良い機会かもしれません。
では、ここで冒頭にお話ししたきょうのメインテーマ、年少さんの「体操指導」にお話を移しましょう。まずは、毎回おなじみの「わくわく準備運動」です。
「準備運動」は、もちろん年中さんや年長さんの体操指導でもおこなうのですが、年少さんの「準備運動」は、年中さんや年長さんに比べて格段に盛り上がります。ですので、あえて準備運動に「わくわく」をつけさせていただきました。
指導員の先生が、特別に大げさなジェスチャーや変な動きをするわけではありません。野球でいえば、ちょっとだけ緩急をつけたり、チェンジアップを効かせたりするくらいなのですが、これがバッチリとお子さまたちの「ツボ」にはまるんです。
「準備運動」の段階でこれだけ楽しめれば、からだだけでなく、気持ちもほぐれるというもの。「さあ、やるぞ!!」と、お子さまたちの気持ちも前向きになるはずです。
きょうは、はじめての「鉄棒」ですから、まずは「ぶらぶら」とぶら下がるところからスタート。ただぶら下がるだけではありますが、しっかりと鉄棒を握らないと落ちてしまいますから、お子さまたちだって一生懸命になります。
次は、ぶら下がったところから足を鉄棒まで持っていきます。体重が後ろにかかってきますので、さっきよりも難易度アップ。
ちょっとドキドキ感が高まりますが、先生たちがしっかりと支えてくれるので大丈夫です。
指導員の先生にからだの動きを委ねながら鉄棒にチャレンジしていくお子さまたち。指導員の先生との信頼関係もできています。準備運動でほぐれた心が、こういうところで効いてきます。
最後は、両手と両足で鉄棒につかまってみます。なんだか、南の国のお猿さんみたいですね。
お子さまたち、もしかしたら鉄棒をとおして、ちょっとだけお猿さん気分を味わうことができたかもしれません。
というわけで、きょうは半日保育の水曜日のようすをお伝えしました。
では、また明日お会いしましょう。
明日は、汐見先生の「親学塾」です。
by jimjim