2025.07.07

今日のすぎのこ

「たなばた会」を開きました。

連日、猛暑が続いている中、jimjimの家の近くでは、はやくも「ニイニイゼミ」が鳴きはじめました。「ニイニイゼミ」の鳴き声を聞いたのは、一昨日の土曜日のこと。外出するために玄関の扉を開けましたところ、聞き覚えのある鳴き声が耳に入ってきて、「ああ、もうニイニイゼミが鳴く時期になったのか」と、あらためて「夏」の到来を感じたのでありました。

毎日、35℃近い気温が続けば、セミさんだって「出番がきたぞ!!」と思いますよね。きょうも猛烈な暑さでしたから、杉之子幼稚園では日中の園庭あそびは無しにして、ホールやお部屋での活動としました。そのようすをご覧いただきながら、もう少しセミさんのお話を続けさせていただければと思います。

セミさんについては毎年、お話しをしているので「またか」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、そこはどうかご勘弁ください。きょうは、ちょっと「セミ採り」についてお話をしたいと思います。なぜ、毎年お伝えしているのに繰り返してお話をしたくなるかといいますと、「セミ採り」って、やっぱり楽しいんです。その楽しさを、少しでもおわかりいただけたらと思いまして、お話しをしてしまうわけですね。

jimjimが「セミ採り」に熱中したのは、小学生の夏休みでした。その頃は、夏は暑いとはいえ、いまほどの暑さではなく、せいぜい32℃くらいだったように思います。それでも、日中はやはり暑いので、「セミ採り」にはもっぱら午前中の涼しいうちか、午後になってからお出かけしました。何しろ、夏休みの間はほとんど毎日、「セミ採り」に出かけていたように記憶しています。

しかも、「セミ採り」には近所の仲良し連中といっしょに出かけるんです。多い時には、弟や妹なども含めて7~8人くらいで出かけました。「セミ採り」は、ある意味、近所の「探検」も兼ねていまして、「きのうはここにいったから、きょうはこっちにいこう」などとエリアを決めて出かけます。

当然、子どもたちだけで知らないところに行くわけですから、いろいろな「事件」も発生しました。他人様の家の木に留まっている「セミ」を採るために網をのばしたら、「コラッ!!」と怒られたこともありました。その一方で、「たくさん採れた?」と声をかけてくれながら、麦茶をごちそうしてくれたり、スイカを出してくれたりするおうちもあって、「世の中には、いろいろな人がいるんだなぁ」と、セミ採りをしながら社会勉強をしたような想い出もあります。

そういう「ご近所」のことは、子どもながらに「あの家はアブナイ」とか「あそこの家のおばあちゃんはやさしい」などと勝手に「データベース化」して、「セミ採り」の際のルート策定の判断材料に使われていました。こんな感じで、「セミ採り」は単にセミを採るだけではなく、「ご近所探検隊」として楽しめる側面もありますから、「採れる」「採れない」は別にして、いちどお出かけになってみてはいかがでしょうか。

なお、「セミ」さんの種類や採る際のテクニックについては、またあらためて機会があればお話ししたいと思います。まぁ、これも毎年の「繰り返し」ですけどね……。

では、ここからはきょうの「本題」です。きょうは、皆さまご存じのように「たなばた」です。杉之子幼稚園でも、2階のホールに集まって「たなばた会」を開きました。

「たなばた会」でお子さまたちの視線を集めたのは、こちらの出し物……。

お子さまたちが、みんな興味津々のまなざしを向けるその先にあるのは何かといいますと……、

「たなばた」の由来をわかりやすく伝えるための「ペープサート」が披露されていました。先生たちが、幻想的なBGMにのせて「たなばた」についてのお話をしながら、同時に「織り姫」「彦星」などの人形たちを巧みに操ります。この「ペープサート」が、お子さまたちの興味を一気にひきつけた感じでした。

このあと、先生のピアノ伴奏にあわせてお子さまたち全員で「たなばたさま」をうたい、ホールでの全体会は終了となりました。

「全体会」の終了のあとは、お部屋に戻っての活動です。お部屋では、「たなばた会」に向けて製作した「お飾り」や自分の願いをこめてつくった「短冊」が下がった笹を、先生がひとりひとりに渡してくれました。

きょうは、ぜひその笹をおうちに飾ってください。そして、夜の空を見上げて……。

「織り姫」と「彦星」が出会えるように見守ってあげてくださいね。

※きょうの「たなばた会」には、フォトクリエイトさんから3名のカメラマンさんが撮影に入ってくれました。保護者の皆さまは、後日にご覧いただけますので楽しみにしていてください。

というわけで、きょうの給食はこちらです。

そぼろごはん、サーモンフライ、星型しんじょ、中華肉団子、おくらのおかか和え、たなばたデザート(ゼリー)、410kcal

ごちそうさまでした。

では、また明日お会いしましょう。

by jimjim

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