2025.07.15
今日のすぎのこ
夏季保育1日目。楽しい製作で大盛況!!
きょう、うれしいお客さまが来園してくれました。そのお客さまは、卒園生のご家族。はるばるオーストラリアからのお客さまです。
何年前だったでしょうか。ご主人のお仕事の都合でオーストラリアにお引越しされました。お子さまは、「当時」5人。きょうご来園されたときには、もうひとり増えていて、お子さまを入れると8人のご家族になっていました。お子さまたちは、すくすくと育っていて、雨が降っているにもかかわらず、ツリーハウスに登ってあそびまわり、その逞しさは在園時とまったく変わっていませんでした。
きのう来日し、きょう横浜に1泊して明日からは大阪に向かうそう……。なかなかハードなスケジュールですが、お子さま同士が助け合い、協力し合う姿に微笑ましさを覚えるとともにご家族の「絆」というものを感じ、少しくらいの困難なら、きっとはじき返してしまうのでは、という思いがしました。
卒園して海外に移住しても、こうして一時帰国の際に杉之子に立ち寄ってくださる方は、少なくありません。以前には、同窓会に合わせて一時帰国された方もいらっしゃいました。そのご家族に会うたびに、心からありがたく、そしてうれしく思います。きょうご来園されたご家族の皆さまには、これからのご多幸を心からお祈り申し上げます。ハードスケジュールの中、ご来園くださり誠にありがとうございました。
では、「きょうのすぎのこ」をお伝えしてまいりましょう。きょうは、「夏季保育」の1日目ということで、各学年で楽しい製作がおこなわれました。そのもようは、このあと学年順にご紹介させていただくとして、まずはこちら。職員室の前に集まったのは、年長さんの3クラス。そう、年長さんの全園児が集まったわけで、職員室の前は、さながら朝のラッシュを思わせる混雑ぶりです。
では、なぜ年長さんが集まったのかといいますと……。
明後日の「よるのようちえん」を前にして、職員室の先生に「よろしくお願いします」のご挨拶に来てくれたんです。当日は、年少さんや年中さんの先生も年長さんのお手伝いをしますので、このあとそれぞれ年少さんと年中さんの先生のところにもご挨拶に行っていました。
年長さんたち、みんなでちからをあわせて、楽しい「よるのようちえん」にしましょうね!!
さて、本題の「楽しい製作」に話をうつしましょう。時間の都合で、製作の工程等の詳細は割愛させていただき、きょうは「雰囲気」をメインにお伝えしてまいりたいと思いますので、どうかご了承ください。
こちらは、ご存じ「いちご組」さん。「いちご組」さんの製作第1弾は、「ダイラタンシー」。
お水に片栗粉を溶かして粘度を上げていきますと……、
「ねっとり」といいますか、「だら~ん」といいますか、不思議な触感を楽しむことができます。
ふだんあまり体験することのない感覚に、最初は戸惑いを感じていたお子さまたちでしたが、徐々に慣れるにしたがって楽しみ方も大胆になっていきました。気がつけば、床は片栗粉で真っ白け……。
続く「第2弾」は、「色氷大作戦」です。きのう、絵の具を垂らした氷をつくりましたね。その氷には、ストローが刺さっていて、これが「持ち手」の役割を果たします。その持ち手を手にしながら、溶けた氷で絵を描く製作です。
お部屋の前のデッキには、2か所に大きな模造紙が用意され、そこには「色氷」によって巨大なアートが描かれていました。明日は、食べられる「色氷」が登場しますので、楽しみにしていてくださいね。
年少さんの製作は、「センサリーボトル」です。水を入れたボトルの中に、小さなビーズ類を入れていきます。
ちなみに、ボトルはおうちから持ってきてもらいました。キラキラビーズをスプーンですくってボトルの中に入れるわけですが、これがなかなか難しい……。
こぼれちゃったりしますが、そこは先生がリカバリーしてくれます。
ビーズを入れて、最後にお水を追加したらできあがり。
みんなで、ボトルを振ってみましょう!!
すると……、
ボトルの中で、キラキラとビーズたちが舞っています。
そのきれいさに、ちょっと興奮気味のお子さまたち。
ぜひ、おうちの人にも見せてあげてくださいね。
年中さんは、「双眼鏡」づくりです。トイレットペーパーの芯をふたつあわせてつくっていきます。このトイレットペーパーの芯も、おうちから持ってきてもらいました。双眼鏡には、お好みの色のセロハンを貼り、それによって外の色がどんな色に変わるのかを楽しむのが、この「双眼鏡」のポイントです。
トイレットペーパーの芯をふたつくっつけてセロハンを貼り、先生にストラップをつけてもらったらできあがりです。
お友だちをみたり……、
jimjimを見たり……、
景色をみたり……。どうやら、何をみても楽くみえる「双眼鏡」に仕上がったようです。
最後は、年長さんの製作です。年長さんは、「スライム」づくりにチャレンジしました。
製作過程は割愛させていただきますが、どうやら「魔法の水」を入れるのがポイントで、その「魔法の水」のおかげで「スライム」は完成するようです。
お子さまたちが楽しそうだったのは、この完成した「スライム」を手にしたとき。
なに、コレ?
縦にしても横にしても「びよ~ん」。
なかなかすごい「粘り」でしょう。
でも、不思議なことに手にはくっつきません。
お箸ですくうこともできます。
手でつぶしても、またくっつきます。
こんな感触、はじめてでしょう。
新鮮な感触を楽しんでいた年長さんの「スライム」づくりでした。
というわけで、きょうは駆け足で夏季保育1日目のようすをお伝えさせていただきました。
明日は、「すぎのこまつり」です。
お楽しみに!!
by jimjim