2025.07.18

今日のすぎのこ

行事・イベント

よるのようちえん」開催!!

きのうの「よるのようちえん」で、1学期のほぼすべての行事が終了し、あとは「同窓会」を残すだけとなりました。杉之子幼稚園は、きょうから夏休みの預かり保育「夏休みキッズ」がスタート。いよいよ夏休みモードといった感じです。きょうは、夏休みキッズ初日ではありますが、きのうの「よるのようちえん」のもようをお伝えさせていただきたいと思います。どうか、ご了承ください。

今週に入ってからは、突然の雨に見舞われる毎日が続き、「よるのようちえん」も雨に降られるのではないかと心配されましたが、幸いなことに当日のお天気は回復傾向となり、晴れ間さえのぞきました。そんな中で開催された「よるのようちえん」。昨夜は、「速報」としてお子さまたちのようすをほぼ写真のみでお伝えしましたが、きょうは多少の解説も交えながら、その詳細についてご紹介させていただきたいと思います。なお、写真には再掲載ものがあります。どうか、ご容赦ください。

「よるのようちえん」の登園時間は、16時。だって、「夜」がメインのイベントですからね。もう、それだけで幼稚園にはいつもとは違う雰囲気がプンプンと漂っています。

正門では、年長3クラスの担任の先生たちが、お子さまたちをお出迎え。お部屋には、年中さんや年少さんの先生たちがいて、登園してきたお子さまたちと過ごしてくれます。

いつもなら「バス通園」のお子さまたちも、きょうは保護者の方といっしょの登園です。しかも、登園したら担任の先生が出迎えてくれるという「サプライズ」も手伝って、お子さまたちのボルテージも一気に跳ね上がっていきます。

お部屋での集合を経て、「はじまりの会」が開かれるホールへと移動し、まずはサポートしてくれる先生たちに「よろしくお願いします!!」のご挨拶です。そのあと、「よるのようちえん」のテーマである「愛がいっぱい、杉之子幼稚園!!」を全員で唱えて心をひとつにしたところで、いよいよプログラムがスタートしていきました。

最初のプログラムは、さまざまなゲームをクリアしてスタンプを集める「スタンプラリー」。ゲームは、全部で7種類が用意されています。こちらは、2枚の写真を比較して間違いを探すゲーム。各ゲームには「制限時間」がありますから、のんびりしていられません。

ホールに用意されていたのは、ふたつのゲーム。こちらは、ひとつの跳び箱の上にチーム全員が乗るゲームで、なかなかの難易度を誇ります。

もうひとつは、こちらの「的当て」。目の前にあるブロックめがけてボールを投げ、ブロックを全部倒したらクリアです。「体操指導」の時間に練習した「ボール投げ」を活かすには、絶好のゲームです。

こちらも、やや難易度高めの「おたま運びリレー」。うまく仲間同士で息をあわせないと、「ポロリ……」が出てしまいます。

プラカップでピラミッドをつくるゲームは、最後まで気が抜けません。何しろ、油断してちょっと触れたりすると、簡単に崩れます。「よそ見」厳禁、集中力が勝負のゲームです。

簡単そうに見えて意外と「すんなり」と進まないのが、この「風船はこび」。ランチョンマットの上に風船を乗せて運ぶだけですから、一見すると簡単そうでしょう。でも、よくみますと先生が何かを手に持っています。

いったい、何をもっているのかしら……。

おっと、「うちわ」を手に持って、さらにはそれで風船をあおいでいるではありませんか。しかも、ゴールに近くなると「あおぎ」が強くなるという、なんともやっかいな演出。でも、それがお子さまたちの心に火をつけるようで、「風船」をあおいでいるつもりが、逆にお子さまたちの心の炎を煽っているようにさえみえました。

そして、7つ目のゲームがこちら。先生版「神経衰弱」です。黄色と紫のカードには、先生たちの顔写真がプリントされていて、それを合わせていくわけですが、お顔が一致するまでですと時間がかかりますので、同じ学年の先生同士ならオッケーというルールになっています。ちなみに、園長先生が出ると「スペシャルカード」で、もう一枚は何が出てもオッケーとなります。

さて、スタンプラリーで園内を駆け回り、時計をみたら「夜ごはん」の時間です。きのうもご紹介しましたように、「夜ごはん」には給食と同様に食彩工房さんがお弁当を届けてくれました。食べやすい「おにぎり弁当」でパワーを回復したところで……、

「よるのようちえん」は、いよいよクライマックスへと突き進んでいきます。夜ごはんのあとに待っていたのは、「お楽しみ会」。舞台となるのは、2階のホールです。「お楽しみ会」では、先生たちがさまざまな演出でお子さまたちを楽しませてくれます。その先陣を切ったのは、体操の指導員の先生でした。

まずは、先生の掛け声でお名前を呼ばれたクラスが前に出てきてフリースタイルで踊ります。きのうの「速報」では、先生たちが踊っているようすをご紹介しましたね。最初は、先生たちにデモンストレーションをしてもらったんです。もう、恥ずかしいとか、そういうのはいっさい無し。何しろ、「踊って踊って、踊りまくる!!」ただそれだけです。

恥ずかしさを脱ぎ捨てたところで挑む次のメニューは、「ピヨピヨちゃん対決」です。指導員の先生がおこなうジェスチャーを、お子さまたちが真似るのですが、これがなかなか難しい……。

だって、指導員の先生、「対決」ということで完全に「本気モード」に突入しちゃいました。

激しく、スピーディ、そして細やかな指導員の先生の動きを、はたしてお子さまたちは真似ることができるのでしょうか。

結局、この「ピヨピヨちゃん対決」は、お子さまたちが予想以上の頑張りをみせて勝利をつかみとったのでありました。

次に登場したのは、新メニューの「大きな歌」です。「これは、簡単」、だと思いました、最初は……。だって、指導員の先生のうたに合わせて、みんなで大きな声で歌えばいいのですから。

ところが、ここで意外なことが発覚したんです。

「大きな歌」の2番は、逆に「小さな声」で歌わなければなりません。ヒソヒソ声くらいのボリュームで歌うわけです。さあ、2番に入ったお子さまたち。すると、「ええっっっ!!、全然ボリュームが下がらないじゃないですか!!」。

2番を2回やっても3回やっても、小さな声で歌うことができません。なぜか、ボリュームが大きくなってしまうんです。それならということで……、

3番は「超大声のうた」になり、みんなで「超大声」を出して歌って、いよいよファイナルゲームへと向かいました。

指導員の先生によるファイナルゲームは、杉之子幼稚園伝統の「バンバン踊り」です。この踊りの起源は、1億4千年前の恐竜時代にさかのぼるともいわれ、当時、洞窟で過ごしていた子どもたちが、幼稚園に通う途中、恐竜と出会ったときに勇気を出すために踊っていたと言い伝えられています。

踊りの振り付けは、1億4千年前の当時から受け継がれており、いまではとてもユニークに見えますが、同時に勇気を与えてくれる踊りでもあります。ぜひ、またみんなで踊ってみましょう。

指導員の先生によるプログラムに続いて、今度は先生たちによる出し物が披露されました。真っ暗になったホールに登場したのは、年中組の先生たち。たくさんの「サイリウム」を身につけて踊ったのは、倍速のアンパンマンマーチ。「こんなの、いつ、どこで練習したの?」と、他の先生たちもビックリの内容でした。

こちらは、年少組の先生による「○×クイズ」です。難問だったのは、「この絵は、△△先生が描いた絵です。〇か×か?」。しかも、もちろんノーヒント。

写真ではよくわかりませんが、画用紙にはなんともビミョーな絵が描かれています。さあ、正解は……?

ちょっと、ここでは言えないかなぁ。

杉之子に、新たな「巨匠」が誕生したということだけは、確かかも……?

「お楽しみ会」の最後を飾ったのは、先生対お子さまたちの「新聞紙投げゲーム」でした。新聞紙をボールのように丸めて、相手の陣地にひたすら投げ入れます。投げ入れられたほうもまた、ひたすら投げ返すというゲーム。勝負は、自陣に残った新聞紙ボールの数が少ないほうが勝ち。これがまた、すごい盛り上がりをみせていました。

こうして、大興奮の「お楽しみ会」が終わり、「よるのようちえん」は、いよいよフィナーレを迎えます。

フィナーレを飾るのは、やっぱりコレ。花火です。昼間は風が強くて、花火ができるかどうか心配でしたが、夜になって風がおさまり、予定どおりに花火をすることができました。

お子さまたちには、噴射タイプと打ち上げタイプによるなかなか迫力のある「花火ショー」をご覧いただき、最後まで興奮がさめないまま、今年度の「よるのようちえん」は終了となりました。

以上、冒頭に「詳細をお伝えします」といいながら、十分ではないところもありますが、そこのところはどうかご容赦いただきたく存じます。

ひとこと言えるのは、「お子さまたちも楽しそうだったけれど、先生たちはもっと楽しかった!!」ということです。子どもたちは、おとなが「本気」かどうか、すぐにわかります。大興奮のお子さまたちでしたが、逆にその大興奮が先生たちを盛り上げてくれたということもできます。

「楽しさ」の相乗効果というのでしょうか。

昨夜の「よるのようちえん」が、とても素晴らしい時間であったということは、間違いありません。

では、また来週お会いしましょう。

良い連休をお過ごしください。

by jimjim

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