2025.07.22
今日のすぎのこ
「キッズ・フラッグ」が並びました。
きょうの朝、出勤途中に横浜スタジアムの前を通りましたら、スタジアムの周りの木から「クマゼミ」の大合唱が聞こえてきました。そして、戸部公園からは「ミンミンゼミ」の鳴き声も……。先週、関東地方の梅雨が明け、いよいよ夏も本番を迎えたようです。今年も暑くなりそうですが、まずは体調を第一に考えて、楽しい夏休みを過ごしていきましょう。
さて、こちらの写真。暑い夏のお話しからスタートしたのに、なぜかトレーナーを着ています。それもそのはず、これは「春休みキッズ」のときの写真なんです。先週は、木曜日に「よるのようちえん」が終了し、翌日の金曜日に梅雨が明け、それと同時に「夏休みキッズ」がスタートしました。はじまったばかりの夏休みキッズをお伝えする前に、「春休みキッズは、どんな感じだったかしら?」と思って、アーカイブ写真を探って発掘したのがこちらの写真です。
緑の帽子のお子さまは、ふたりとも年少さんで、まだ「入園式」を迎える前でした。いまでは、すっかり幼稚園生活に慣れたお二人ですが、当時ははじめての幼稚園で戸惑いも多かったことと思います。そんな戸惑いや不安を乗り越えて「いま」があるわけですが、2学期には「すぎりんぴっく」や「生活発表会」など、まだまだ「はじめて」のことがこの子たちを待っています。ひとつひとつの出来事は、人生の階段を一段一段のぼるようなもの。自分のちからだけでのぼるのが難しいときには、ちゃんと先生たちがフォローしていきます。2学期になっていくつかの階段をのぼり、年末の「冬休みキッズ」を迎えたとき、こうして「夏休みキッズ」のことを振り返ったら、きっとまた「あのときは……」という思いがこみ上げてくるのかもしれませんね。
では、「きょうのすぎのこ」です。きょうは、猛暑ということで、日中は園庭をクローズしてお部屋が主体となりました。園庭がオープンしたのは、午後3時を過ぎた頃でしたでしょうか。夏休みだというのに外であそぶ機会が減るのは、なんとも残念なことではありますが、如何せんこの暑さです。
身長が低いお子さまたちは、大人よりも地面の熱を浴びやすいわけですから、大人が大丈夫だからといって簡単に考えてはいけませんね。
園庭あそびは、午後まで「がまん」をしていただきまして、それまでは室内でのお遊びに集中してもらいました。
夏休みキッズでは、いくつかのお部屋を使って、それぞれのお部屋に「お楽しみ」が用意されます。その中でも男の子に人気なのが、こちらのプラレールです。何しろ、ひと部屋全部が「プラレールフロア」になるわけですから、壮大なプラレール広場をつくることができます。
さらに、今年は卒園生からもプラレールの差し入れをいただきまして、列車やレール、情景部品等を含めて全体的に20%程度の増量となりました。ますます、プラレール広場の発展が期待されるところです。
その「プラレール広場」を横目にみながら盛り上がっていたのが、こちら。「旗」づくりです。
はがき大の大きさの紙に絵を描いたりシールやテープを貼ったりして、「旗」のもようをつくっていきます。
シールは、さまざまな種類があって選び放題。お子さまひとりひとりが、独創的な「旗」のもようをつくっていました。
仕上げは、「旗」に持ち手をつけたら完成です。
2階の階段をのぼったところには、まるで国連のようにさまざまな「旗」が並びまして、それはそれは見事な眺めでした。
ちなみに、「旗」にまつわる「みなと横浜」らしいお話に触れますと、「みなとのみえる丘公園」には、港からみえるところにふたつの旗が掲げられているのをご存じでしょうか。ひとつは国際信号旗の「U」、もうひとつは「W」で、これらふたつをあわせたものは「UWフラッグ」と呼ばれ、船の世界では「貴船のご安航(安全な航海)をお祈りします」という意味で用いられています。ヨコハマらしい、すてきなはからいだと思いませんか?
この「UWフラッグ」は、山下町にあるホームセンターからもみることができますので、思い出したら探してみてください。
では、また明日お会いしましょう。
by jimjim