2025.07.24

今日のすぎのこ

きょうは、「ごめんなさい」でした。

きのうお伝えしましたとおり、きょうの午前中は外出となり、帰園したのは14時頃でした。そのようなわけで、きょうのお子さまたちのようすをお伝えすることはできませんが、それに代えて少し時計の針を戻し、1学期開始当初の写真をお届けしたいと思います。きょうは、当時の写真を追いかけながら、ダラダラと書き綴りますので、中身はほとんどスカスカですが、お付き合いいただけましたら幸いです。

帰園した14時といえば、一日の中でもっとも暑い時間帯……。幼稚園に戻ってきて、エアコンの効いた「ぺんぎん組」のお部屋に入った途端、「あぁ、気持ちいい……」とちからが抜けるような感覚を覚えました。

でも、ここで思ったことがあるんです。「エアコン」があるから、まだ暑さに耐えることもできるのですが……、

北海道のご家庭って、どうなのでしょう。きっと、ふつうの暑さの夏なら「エアコン」が無くても過ごせるでしょうから、「エアコン」を設置していないご家庭も多いのではないでしょうか。でも、ここ数日の北海道網走地方は……、

連日の猛暑、猛暑、猛暑!!

きょうは、北見市で39℃の観測史上1位となる気温を観測しました。39℃の暑さの中で、エアコンが無かったらとしたら、どうでしょう。ほとんどのご家庭にエアコンが設置されている横浜だって、39℃まで気温が上がったら、おそらくは熱中症になる方が大幅に増えるのではないでしょうか。そう考えますと、エアコン無しの39℃は、ちょっと……。

ちなみに、最高気温が全国の中で低かった地方をみますと、これが1位から7位までがやはり北海道なんです。6番目に低かったのは、北海道西部の海上に浮かぶ焼尻島という島で、最高気温は26℃でした。猛暑だった北見市とは、同じ北海道なのに気温の差が13℃もあります。

焼尻島は北海道西部で、北見市は東部にあり、その間には大雪山系の山脈がのびています。詳細なことは、観測データを解析しないとわかりませんが、話を簡単に進めるならば、この気温の差には、北海道西部から吹いてきた風が大雪山系を超えたときに発生したフェーン現象による効果が寄与した可能性が大きいのではと推察されます。

大自然のちからってすごいと思いませんか。それと同時に、とても不思議な世界でもあります。

だって、風が山を越えるだけで気温が大きく変化するんですよ。

そんなお天気の不思議に迫るイベントとして、杉之子幼稚園では8月下旬に日本気象予報士会神奈川支部の皆さまのご協力を得て、「空って不思議!!」を開催します。このイベントは、在園児を対象に毎年開催しており、今回も多くの皆さまにお申し込みをいただきました。残念ながら、お申し込み多数のため全員参加とはなりませんでしたが、当日のようすは、このコーナーでもご紹介いたしますので、お楽しみにしていただけたらと思います。

では、また明日お会いしましょう。

by jimjim

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