2025.10.21

今日のすぎのこ

行事・イベント

年中さん、「お芋ほり」へ!!

お芋ほりは、いよいよ最終日を迎えました。きょうは、年中組さんが満を持しての登場です。いつものように幼稚園を9時50分に出発。アンパンマンバスの中で「朝の会」と「バスレク」を楽しみつつ1時間弱の行程を進みますと、お子さまたちを乗せたバスは青葉インター近くの畑へと到着しました。

車内で長靴を履き、手袋をして準備を整えたら、畑へと向かいます。さあ、選手入場であります。

それにしましても、きのうときょうの「お芋ほり」は、「雨」の心配をしながらの綱渡りの挙行となりました。小雨がパラパラ舞う程度は覚悟の上での出発でしたが、幸いなことにきのうもきょうも雨に降られることは無く、無事に「お芋ほり」を済ませることができました。スタッフ一同、正直申し上げてちょっとホッとしております。

では、令和7年度「お芋ほり大会」最終日のもようをお伝えしてまいりましょう。

きょうも、まずは畑のご主人に「よろしくお願いします」のご挨拶です。きょう掘るのは、ピンクのラインまでの6畝。結構なボリュームですよ。

そのボリュームにひるむことなく、「がんばるぞ!!」の掛け声で盛り上がる年中さんのお子さまたち。

さあ、はじまりました。先生の「お芋ほり、スタート!!」の声とともに、お子さまたちは一斉に畑になだれ込んでいきます。

6畝ありますから、「ツル」の除去も大変です。先生たちも応援にまわって、お子さまたちをサポートします。「気をつけないとツルって滑って……」などという残念なネタを披露したのは、確か先週のことでした。ツルが滑るまえにネタのほうが滑っていましたね。申し訳ありませんでした。

この除去されたツルは、このあといったいどうなるのかといいますと……、

畑の隅のほうに運ばれて、どんどん高く積みあがっていきます。

やがて、大きな「ツルの山」ができますと、畑のご主人が重機を使ってその「ツルの山」を畑の土で覆っていきます。すると、どうなるかといいますと……、

来年の今頃には、ツルは土にかえり、ふたたび畑の土となって「お芋さん」たちの栄養になるんです。

畑のご主人は、いつも言います。「畑には、無駄になるものはいっさいありません。すべてが何かの役に立っているんです」。

私たちが「お芋ほり」を楽しみ、おいしい「お芋」を食べることができるのは、けっして「あたりまえ」のことではありません。

「お芋」をおいしくなるように育ててくださっている畑のご主人、農家の皆さまの努力があるからこそ、「お芋ほり」を楽しめることができるんです。そのことを忘れてはいけませんね。きょうは、6畝を掘りましたから、ツルもお芋もたくさん収穫できました。

ツルを除去してお芋を掘り……、

また除去しては堀り、の繰り返しでしたが、お子さまたちの目には疲労感などまったくなく、掘るごとに「もっと大きなお芋はないかしら」という期待がみなぎり、最後の最後まで畑を掘り尽くしていました。

大きい小さいはあるかもしれませんが、自分で掘った「お芋」は格別です。

収穫するよろこびと、それを食べるよろこび。

食べ方もさまざまでしょう。いろいろなレシピがありますから……。

「お芋ほり」のほかにも、収穫できるものはたくさんあります。三浦半島の「みかん」は、おそらくあとひと月くらいは大丈夫なのではないでしょうか。

年が明けて1月になれば、「いちご狩り」がはじまります。

春には、「潮干狩り」もあります。八景島近くの「海の公園」は、毎年たくさんの人でにぎわいます。

「魚釣り」もいいでしょう。横浜には、「本牧」「大黒ふ頭」「磯子」の3か所に「海釣り公園」があり、レンタルの釣り道具も用意されています。メジナ、メバル、イワシ、アジ、サバなど季節によって釣れる魚は異なりますが、釣れた魚を新鮮なうちに食べてみると、お魚屋さんの魚とはまた違ったおいしさが体験できます。

自然の恵みを体験することで、食べ物への感謝の気持ちも芽生えてくるかもしれません。

今回の「お芋ほり」が、その出発点になってくれたらうれしいです。

お子さまたちにお願いです。ぜひ、おうちの人に畑のようすや土の感触、ツルの大変さ、お芋がとれたときのよろこびをお話ししてください。おうちの方も、ぜひお子さまたちに聞いてあげてください。そして、食べ物への感謝を感じながら、おいしく食べていただけたらと思います。

もし可能なら、1個くらいは涼しいところにおいて、お正月くらいまで「熟成」させてから召し上がるのもいいかもしれませんね。いったい、どんな味がするのかしら……。

それもまた、お楽しみということで……。

というわけで、きょうの給食はこちらです。

炊き込みごはん、サーモンフライ、豆腐ステーキ、ミートボールケチャップ煮、ひじきサラダ、マンゴープリン、406kcal

ごちそうさまでした。

では、また明日お会いしましょう。

by jimjim

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