2025.12.03

今日のすぎのこ

行事・イベント

「生活発表会」が、はじまりました!!

「すぎりんぴっく」終了後から、少しずつ「助走」をはじめた「生活発表会」。11月になってからは、各クラスが本格的な練習に入り、いよいよきょう初日を迎えることになりました。初日は、年少の「りす組」さんと「くま組」さん、年中の「ゆり組」さん、そして年長の「つき組」さんがステージにあがります。演じるほうもドキドキ、観るほうもドキドキ、スタッフもまたドキドキの初日……。では、さっそく、その初日のステージのもようをご紹介してまいりましょう。

まず、先陣を切ったのは「りす組」さん。開場時間を過ぎたホールでは、すでに保護者の方々がビデオを構え、ステージの幕が開くのを「いまか、いまか」と待ちわびる中、控室では担任の先生とお子さまたちが「がんばるぞー」「おー!!」と、小さな声ではありますが声をかけあい、大きな舞台に向かって心をひとつにする姿がありました。

さあ、いよいよ令和7年度「生活発表会」のスタートです。「りす組」さんが披露するのは、2曲。1曲目は、女の子による「にゃんパラ☆ダンス」です。その曲目からおわかりになりますように、テーマは「ネコちゃん」。

ステージの幕が開きますと、その向こうに登場したかわいらしい「ネコちゃん」の姿に、会場の保護者の皆さまからは、思わず「かわいい」というささやきとため息が漏れていました。

かわいいのは、衣装だけではありません。ダンスもまた、十分すぎるくらいのかわいらしさ。「生活発表会」のオープニングを飾るのにピッタリな選曲で、会場の皆さんを思わず虜にしてしまった、ちょっと罪な「ネコちゃん」たちでした。

2曲目は、男の子による「ぎょうざのうた」です。赤い衣装が何とも「中華風」でありますが、曲のオープニングもまた、思いっきり「中華風」でした。

しかも足のところには、担任の先生「お手製ぎょうざ」がくっついていて、何もかもが「中華風」で進んでいきます。

曲の途中で客席に向かって伝えるメッセージがアクセントになり、見どころたっぷりの「りす組男子」でした。

続いて登場したのは、「くま組」さん。堂々の選手入場であります。「くま組」さんの1曲目は、「きょうりゅうダンスです。かわいらしくも強そうな衣装に身を包んだ「きょうりゅうくん」たちがステージにあがり……、

何とも元気いっぱいな演技を見せてくれます。曲の途中では、「ガオガオガー!!」と雄叫びをあげるシーンもあって、強い男の子らしさをアピール。

でも、どちらかといいますと「強さ」よりも「かわいらしさ」のほうが引き立っていた「くま組」さんの男子たちでした。

「くま組」さんの2曲目は、女の子によるダンス「キラリン☆フルーツパフェ」です。このステージがまた見事でありまして……、

「はたして、この子たちのステージにjimjimのコメントは必要なのであろうか」と考えてしまうくらい、写真だけですべてが伝わってしまいそうなダンスだったんです。

笑顔もすてきですし……、

そこにのびのびと演技を披露する姿が加わったら、コメントなんて必要ないですよね。いま、何かと世間を騒がせている「くまさん」ですが、杉之子の「くまさん」は、やさしさたっぷりなのでありました。

そして、ここからは年中さんが登場します。幕が開くと同時に姿を現したのは、熱い男子たちでした。その「ゆり組男子」が披露するのは、曲目「Be Proud!」に合わせて踊るダンスです。

こうして年中さんの男子をみますと、年少さんとの違いが一目瞭然ですよね。からだの大きさとちから強さがそなわって、ステージ上の演技にも迫力が出てきます。

ステージを狭く感じさせるダイナミックな演技には、1年間の成長の軌跡を感じることができました。

2曲目は、女の子によるダンス「ハロハロミライ」です。白一色の衣装が、黒の背景にとても映えてみえます。リハーサルのときの背景はクリーム色だったのですが、「黒のほうが映えるのでは?」という反省から、背景を黒に変えてみました。

これが正解だったようで、衣装が映えるだけでなく、お子さまたちも一段と引き立ってみえるようになりました。

そうなりますと当然、お子さまたちの演技力も増してきます。しっとりと進みながらも、情熱を感じる女の子のステージでした。

「ゆり組」さんの最後の曲は、こちら。男女混合の「ダンスホール」です。頭にかぶった「帽子」と手に持った「ステッキ」がダンスホールらしさを演出し、お子さまたちをすてきなダンサーに仕立てあげてしまいました。

お子さまダンサーたちの華麗な演技を引き立てたのは、やっぱりこの衣装でしょうね。

キラキラの衣装は、華やかなステージには欠かせません。その衣装の持ち味を十分に発揮させることができた演技は、とても素晴らしかったと思います。特に、ステッキを持った姿が、とても「ステキ」でしたね(ちょっと苦しいか……)。

さあ、こうしてプログラムは順調に進みまして、きょうの最後の演目である年長「つき組」さんの言語劇「アラジン」の舞台を迎えました。写真は、本番を前に控室で円陣を組む「つき組」の皆さん。先生の「アラジンの劇、成功させるぞ!!」の声に、全員が「おーっ!!」と応えます。頼もしいし、カッコいい……。ステージへと向かうお子さまたちの姿をみながら、劇への期待が一気に高まります。

その「つき組」さんの劇は、びっくりするくらいの完成度でした。何しろ、ストーリーの流れがいいんです。

ストーリーの流れがいいということは、お子さまたちひとりひとりが自分の役をしっかりと理解していて、スムーズに劇が進行するということです。

これは、自分だけでなく、自分の前後のお友だちの動きやセリフにも理解を示していないとできないこと……。

それができているということは、年少さんや年中さんがダンスを披露する中にあって、なぜ年長さんだけが言語劇を演じるのかという大きな疑問に答えていることになります。

その疑問とは……、

すなわち、言語劇の練習を通してクラス全体をひとつにまとめあげるということなんです。

朝、jimjimがバスに乗務しますと、添乗する先生が必ず「きょう一日の予定」を発表します。いまは「生活発表会」の練習が主体となっていますから、添乗する先生はホールで「リハーサル」をおこなうクラスをお子さまたちに伝えるわけです。「きょうは、〇〇組さんと△△組さんと……」と言う具合にです。そこで「きょうは「つき組」さんがホール練習をします」というと、「つき組」さんのお子さまたちから「やったー!!」という大きな喜びの声が聞こえてくるんです。

いかがです? もう、これだけで「つき組」さんの劇は成功したも同然ですよね。みんなが、これだけ劇の練習を楽しみにしていたのですから……。この「つき組」さんのお子さまたちの姿に、jimjimは言語劇の練習を通してクラスがひとつにまとまるプロセスをみせてもらった気がしました。

「つき組」の皆さん、たくさんの練習がんばりましたね。これから小学生になるまで、時間はたくさんあるわけではありませんが、ひとつにまとまった「つき組」さんを大切にして、残りの時間を過ごしてください。とても素晴らしい劇をみせていただき、ありがとうございました。

というわけで、きょうの給食はこちらです。きょうは、一日保育の水曜日でしたので、元町ポンパドウルさんからおいしいパンが届きました。

「ブリオッシュ・アテット」と「ツナフランス」の組み合わせ。元町ポンパドウルさん、ごちそうさまでした。

では、また明日お会いしましょう。

by jimjim

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