2015.08.21

今日のすぎのこ

昆虫採集

jimjimは、昨日、一昨日とお休みをとりました。火曜日のこのコーナーに、お休みする旨の一文を入れ忘れてしまいましたので、更新されず、「???」と思われた方もいらっしゃったかもしれません。すみませんでした。 夏休みも後半に入りました。この時期になると、jimjimは、子どもの頃に夏休みの宿題の自由研究として毎年、昆虫採集をしました。jimjimが住んでいたのは中区でしたが、いまに比べればまだまだ自然があり、カブトムシやクワガタも捕れましたし、今では幻の昆虫といわれるタマムシなんてあたりまえのように飛んでいました。そんな状況ですから、セミを捕まえるなんてことには、何の苦労もなく、あっという間に虫かごがセミやカナブンでいっぱいになりました。 何しろ、今みたいに携帯ゲーム機なんてありませんから、毎日、午前中に1回、午後に1回、友だちを誘って「この前はあっちに行ったから、今度はこっちだ」などと言いながら虫取りにいくわけです。いい木があれば、まったく知らない人の家にもかかわらず、「すみません、虫を取らせてください!!」とお願いして庭に入れてもらいました。そのうち、毎日こんなことをやっていますので、そのお宅のおばさんが「暑いから麦茶を飲んでいきなさい」とか「スイカを切ったから食べていきな」とか、いろいろとお世話をしてくれるようになり、とてもうれしかったことを覚えています。 毎日、虫取りに回っていると、セミに人気がある木、タマムシに人気がある木、カナブンやクワガタ、カブトムシに人気がある木というのが自然とわかるようになり、そのうち、他の虫取りグループとの情報交換で、それまで知らなかった捕まえ方も教えてもらったこともありました。 カブトムシやクワガタを捕まえるのは夜や早朝が勝負で、朝の4時頃にたった一人でカブトムシを捕まえに行ったことなどは、数えきれないくらいにあります。もちろん、いつも捕まえられるわけではなく、「不漁」に終わることのほうが圧倒的に多いわけですから、「ここだ!!」と思ったポイントにカブトムシやクワガタがいて、自分の手で捕まえた時の感動は、いまでも忘れられません。 まあ、そんなことばかりやっていた夏休みだったのですが、ずいぶん前の新聞の記事に「虫取りこそ、もっとも大切な勉強だ」と書かれていた記憶がありますり。たかが虫取りですが、捕まえるには頭を使うからだそうで、そういう面では、jimjimはがんばったような気がしています。「勉強」になったかどうかはわかりませんが……。 というわけで、虫の多い夏休みなので、ちょっと虫取りのお話をしちゃいました。 by jimjim

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