2015.09.04

今日のすぎのこ

年少さん、元気に泥あそび!!

久しぶりに「残暑」を感じる一日でした。お日様は、朝から元気いっぱいに降りそそぎ、年少さんの泥あそびにはうってつけのお天気となりました。きょうは、そのようすをお伝えします。 きょう泥あそびをしたのは、年少さんのうさぎ組さんとくま組さんです。 写真は、朝の会のようすです。いつもはお部屋でするのですが、きょうは泥あそびの準備をして、園庭でおこないました。 もう、すぐにでも泥あそびに突入できる態勢が整っています。泥あそびにかける担任の先生の意気込みが感じられます。

お砂場にはすでに水が張られていて、ドロドロの状態。ここに落ちたら、靴も靴下もそのまま「サヨナラ~」です。 子どもたちを見ていると、おもしろいですよ。お砂場がそんな状態ですから、さりげなく砂場と距離を置く子もいれば、興味津々で積極的にズッポリ入る子もいます。どちらがいいとか悪いとかではありません。どちらでもいいんです。それぞれですから。 それにしても、楽しそうですね。楽しそうというか、もう熱中しちゃってます。

この子たちは、「流しソーメンやるぞー!!」と言っていました。

一生懸命に泥で何かを作っていました。あまりに熱中していて、もう、声はかけられません。そのくらい、真剣でした。

これは、足洗い用のベビーバスなのですが、ぬるくなっちゃって入り心地がいいのか、もうお風呂。浸かっちゃってます。

わたしも、浸かっちゃってます。

最後の10分くらいでしょうか。急に子どもたちの気分が高まってきて泥あそびが熱を帯び、泥の中で飛び跳ねたり、先生に泥を塗ったりして、お砂場は大騒ぎ。 「うわー、泥が目に入ったよー!!」 それにしても、すごい汚れっぷりです。お見事!!

綾音先生もお見事!!しっかり泥だらけになりました。このくらいのことは余裕でできないと、杉之子の先生は務まりません。

子どもたちは、泥あそびの中で、それぞれがあそびたいようにあそんでいました。どの子も、自分のあそびに真剣で、泥で何かを作っていても「何を作っているの?」なんて、声をかけられるような雰囲気ではありませんでした。 この子の顔が、どのくらい真剣にあそんでいたかを物語っていると思いませんか?

綾音先生と純子先生が言っていました。「どの子も、あそびきったっていう感じだよね」。 「あそびきる」って素晴らしいと思いませんか。大人だって、「あそびきる」ほどあそぶって、大変なことだと思います。杉之子幼稚園が大切にしているのは、「あそんで、あそんで、あそびこんだところから生まれる心のつながり」。それを教育理念である「遊遊一心」という言葉で表しています。「心がつながる」とは、育ちあうことでもあります。 うさぎ組の純子先生が、ある女の子の手を取ってjimjimに言いました。「この子、はだしが嫌いだったのに、きょう大丈夫になったんです!!すごいです」。その子も、泥あそびの中から他のお友だちのようすをみて、「自分もやってみよう」という気持ちが芽生えたんだと思います。子どものあそびって、そういうものなのだと思います。これも、育ちあいです。 杉之子でのあそびの中から、どんな小さなことでもいいです。その子の育ちの芽が生まれたら、これに勝る喜びはありません。それは、杉之子のスタッフ全員の思いです。 by jimjim

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