2015.09.09
今日のすぎのこ
第3回親学塾開催
足のゆびを漢字で書くと、どんな字かわかりますか。 指。 ブッブー。正しくは「趾」です。 こんな話からはじまった、第3回親学塾。今回、講師を務めてくださったのは、NHKにも出演したことがあるフットカウンセラーの渡辺先生です。 今回のテーマは、「子どもの身体機能と足との関係」。まずは、足と身体の健康についてのお話しがあり、その中でもキーワードになったのが、足の「趾(ゆび)」です。足の趾がきちんと機能していないと、足の趾を含めて足の裏全体がその名のとおり「足の裏」になってしまい、きちんとした2足歩行ができず、その結果、身体のあちらこちらに「ゆがみ」や「ねじれ」などが生じ、最悪なのは顔が曲がって口がうまく機能しなくなるというお話でした。 先生のお話は、実際の症例をパワーポイントで紹介しながらのご講演でしたので、とてもリアル。参加された保護者の方は、皆さん熱心に聞き入っていらっしゃいました。
先生自ら壇上に上がって、実際の歩行シーンを演出することもしばしば。 お話の内容が子どもの事例に移り、「こういう靴の減り方をしているお子さんの歩き方は、こうです。おかしいのがわかるでしょ」と先生が実演すると、皆さん、うなずいていらっしゃいました。
保護者の方々のご質問に、丁寧にお答えする渡辺先生。 「お話の合間に適宜、質疑応答の時間をとってくださったので、とてもよかったです」という感想をいただきました。 回答も簡潔で、とてもわかりやすい内容でした。現場をたくさん経験されているので、説得力がありました。 アンケートを読みましたら、「足がこんなに大切だなんて思ってもいませんでした」「家族の足もぜひ、診ていただきたいです」というご感想をたくさんいただきました。そして、「さっそく子どもと足の趾の運動を楽しみたいです」というご感想も……。ぜひ、楽しんでくださいね!!
きょうのお話の中には、まったく登場しなかったのですが、実は、渡辺先生は足に関する本を著されていらっしゃいます。幼稚園にも在庫していますので、貸し出しをご希望の方は、事務室にお声がけください。 渡辺先生、素晴らしいお話でした。ありがとうございました。ぜひ、またご講演をお願いいたします。 ご参加くださった保護者の皆様、きょうは雨の中をご来園くださり、誠にありがとうございました。心よりお礼を申し上げます。 親学塾は、どなたでもご参加できます。詳細は、杉之子幼稚園のホームページをご覧ください。ぜひ、一緒に子育てのことについて学びましょう。
最後に虹の写真を。きょうの夕方、東の空に虹が出ました。この虹はひとつですが、この後、この虹の外側にも虹がかかって、二重になりました。 預かり保育の子たちが、虹をみてとても喜んでいました。もちろん、先生やお迎えに来た保護者の皆さんも。 虹って、きれいですね。いつもながら、自然の配色の素晴らしさには、言葉抜きの感動を覚えます。 また明日!! by jimjim