2016.02.10

すぎのこ展(夜の部)

いよいよ「すぎのこ展」がはじまりました。すぎのこ展は、きょうと明日の2日間にわたって開催されます。初日の今日は、夜の開催です。

開始時刻の夜6時が近づくと、それぞれのお部屋に明かりが灯りはじめました。そして開場です。

「夜の幼稚園って、どんなかんじなんだろう……」。いつも生活している昼間の幼稚園とは少し違った空気に、子どもたちはドキドキ・ワクワク。子どもたちのどこかそわそわした雰囲気と好奇心に満ちた瞳に、そんな感じがありありと伝わってきます。

夜の部では、昼間はお仕事でなかなか幼稚園に足を運ぶことができないお父様もたくさんきてくださいました。お父さんの肩車で一緒にすぎのこ展めぐり。お子さん、とてもうれしそうでした。

今年のすぎのこ展のテーマは「木」です。なぜ「木」になったのかというと、「杉之子」の名前の由来である杉の木のようにまっすぐに育って欲しい、ということがひとつ。そして、もうひとつは、一昨年に園舎をリフォームして「木」をたくさん使った内装に仕上げたことで、子どもたちが「木」に触れる機会が増えたということです。それぞれのお部屋には、それぞれのクラスの子どもたちが考えたさまざまな「木」が飾られ、テーマに恥じない大きな存在感を示していました。写真は、たんぽぽ組さんの「そらの木」です。しっかり空をイメージして、空色の木ができあがりました。

こちらは、ゆり組さんの「どうぶつの木」。クラスごとにいろいろな木が飾られ、子どもたちの発想の豊かさに驚かされます。

クラスの「木」を前にして、担任の先生からすぎのこ展の制作の過程について説明を聞く保護者の方の姿も多くみられました。

お子さまのようすを聞いて笑顔を浮かべる保護者の方々。園舎のあちらこちらで、微笑ましい光景がみられました。

作品の飾り方は、クラスそれぞれで異なります。作品の飾り方で、そのクラスの個性がわかるような気がしておもしろいです。

写真のつき組さんは、迷路のような飾り方。子どもの目の高さだと、次の作品コーナーがみえないので、興味をかられますね。

楽しめるのは、クラスのお部屋だけではありません。ホールはには「カプラ積み木」が散りばめられて、親子であそぶことができます。このカプラ積み木って、おとなもけっこうハマります。「カプラ積み木」で検索すると、カプラ専門のホームページもあるくらいです。ですので、カプラ広場は、とても人気でした。

ホールのステージは、「廃材工作室」。トイレットペーパーの芯や牛乳パックなど、役割を終えた廃材がたくさん置いてあって、セロテープやビニールテープなどで思い思いの形に組み合わせてあそぶことができます。ここも大人気でした。

すぎのこ展は、子どもたちの作品を保護者の方々にご覧になっていただき、子どもたちの成長のようすを感じていただくことを目的としています。粘土制作があったり、絵画があったり、工作があったりと、それぞれの学年でその年齢にあった題材で制作をしたものを展示しています。

ここで、とても重要なキーワードが出てきます。「上手」とか「きれい」とか、作品を大人の感覚で評価することばです。それらの言葉を意識してしまうと、先生が過剰に子どもたちの作品に干渉するようになり、子どもの作品ではなく、「先生の作品」になってしまいます。それでは、本当の意味、すなわち子どもが主体の作品ではなくなってしまいます。ここが、作品を展示するうえで、とても重要であり、難しい部分でもあります。

「すぎのこ展」では、できるかぎり子どもたちの「思いのまま」に任せた作品を展示しています。どうか、「上手にできている」とか「きれいに描かれている」といった大人の目線で作品をみるのではなく、子どもの目線に立って「こころの目」で見ていただけたらと思います。

すぎのこ展(夜の部)が終わって、ホールを閉めにいったら、先生があわてて職員室に戻ってきました。このお人形がポツンと……。

「また明日、お待ちしていま~す」。

ちょっと、こわい……。

by jimjim

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